2015年5月12日火曜日

国語学系雑誌 最新号  Japán nyelvvel / irodalommal foglalkozó folyóiratok új számai

『日本語学』 通巻439号 (第34巻6号) 2015年5月号 


◆特集 経済とことば

※ 経済言語学の考え方 井上史雄

※ 地方経済と方言 中井精一
――北陸新幹線開業による言語変化の可能性

※ 目に見えることばと経済 ペート・バックハウス
――言語景観からの観察――

※ マーケティングと広告表現 辻大介

※ 経済用語をわかりやすく伝えるために  池永尚嗣

※ 「就職運動」から「就職活動」へ 橋本行洋
――そして「就活」へ――

【連載】

◇ ことばの散歩道 井上史雄

◇ ことばのことばかり はんざわかんいち

◇ 漢字を追いかける 笹原宏之

◇ 対照研究で読み解く日本語の世界 大野仁美

◇ コーパス活用の勘所 丸山岳彦

◇ 列島縦断!日本全国イチオシ方言 安達太郎・高山善行




『國語國文』 84巻4号(通巻968号) 

木田章義教授退職記念特輯 第1


○木田教授を送る (大谷雅夫)

○木田章義教授略歴

○木田章義教授著作目録抄

○さまざまな遺言 (木田章義)

○『古事記』の成書過程と『帝王世紀』 (王小林)

○古辞書を使うということ(大槻信)

○上代における接尾辞ムとブをめぐって
――形容詞語幹に接して動詞を派生する場合―― (大秦一浩)


○『松浦宮物語』と『萬葉集』巻五 (奥村和美)

○キリシタン手稿類のヅ表記とその周辺 (川口敦子)

○『名語記』と『色葉字類抄』続考 (小林雄一)

○上杉定勝自筆『節用集写』について (佐々木紀一)

○萬葉集における表記体と用字法について (佐野宏)

○春庭は「あゆひ抄」を書写したのか
――「てにをは扣」・「語法手扣」再考―― (竹田純太郎)


○連体形結びの役割――カとコソの場合―― (蔦清行)

○寛永十五年刊『真草二行節用集』の辞書編纂法
――『二体節用集』と寿閑本『節用集』の接触―― (土居文人)


○存在文の分類をめぐって (丹羽哲也)

○富士谷成章の六運説と御杖 (野口隆)



 『國語國文』  84巻5号(通巻969号)

木田章義教授退職記念特輯 第2


○内閣文庫本古今和歌集注の伝本・奥書・成立 (舟見一哉)

○『源氏物語』における「がまし」形容詞の発展 (本廣陽子)

○京都大学文学研究科蔵『無名字書』解題 (森下真衣)

○非漢字圏の言語であるモンゴル語の近代語彙受容
――その学術的位置づけと研究の現状について―― (フフバートル ᠬᠦᠬᠡᠪᠠᠭᠠᠲᠤᠷ


○叙想的テンスの出現条件 (福田嘉一郎)

○苗代川本『対談秘密手鑑』の研究
――薩摩藩朝鮮通事の言語学習をめぐって―― (朴真完)


○通時態から共時態へ――その2―― (野村剛史)

○マンジュ語地図とシベリア古地図との出会い (承志)

○日葡辞書の優劣注記を通して見た羅葡日辞書の日本語訳 (岸本恵実)

○ロドリゲス『日本小文典』のフランス語訳(1825)について (小鹿原敏夫)

○『日韓通話』と明治期韓国語学習書 (李康民)

○『日葡辞書』の四字熟語に関する一考察 (李安九)

明治期演説速記の成立過程
――速記字原稿を中心に―― (ALBEKER András Zsigmond)


○ウイグル文字で音写された漢語文献「寅朝清淨偈」の一断片について
(アブドリシット・ヤコブ)


○安蔵・ウイグル語訳『華厳経』の翻訳法について (阿依達爾・米爾卡馬力)

○木田先生のこと ――あとがきにかえて―― (大槻信)